日蓮正宗 昭倫寺

王舎城事(h28.3)


王舎城事(御書975頁 十八行目)

 一切の事は父母にそむ(背)き、国王にしたが(随)はざれば、不孝の者にして天のせめ(責)をかう(蒙)ふる。たゞし法華経のかたき(敵)になりぬれば、父母・国王の事をも用ひざるが孝養ともなり、国の恩を報ずるにて候。


(通解)

一切の事について父母に背き、国王に従わなければ不孝の者として天の責めを我が身に受けなければならない。
ただし、父母や国王が法華経の敵になったならば、父母や国王の言うことを用いないほうが孝養ともなり、ひいては国恩を報じることになるのである。