日蓮正宗 昭倫寺

治部房御返事(r5.11)


(治部房御返事 御書一五六八頁四行目)

其の上日本国はいみじき国にて候。
神を敬ひ仏を崇むる国なり。
而れども日蓮が法華経を弘通し候を、上一人より下万民に至るまで御あだみ候故に、一切の神を敬ひ、一切の仏を御供養候へども其の功徳還って大悪となり、やいとの還って悪瘡となるが如く、薬の還って毒となるが如し。
一切の仏神等に祈り給ふ御祈りは、還って科と成りて此の国既に他国の財と成りて候。


(通解)
その上、日本は素晴らしい国であり、神を敬い仏を崇める国である。
しかしながら日蓮が法華経を弘通しているのを上一人より下万民に至るまで敵視する故に、一切の神を敬い、一切の仏を供養しても、その功徳はかえって大悪となるのである。
それはあたかも灸をすえたのがかえって悪瘡となり、薬がかえって毒となるようなものである。
一切の仏神などに祈る御祈りはかえって罪となってこの日本は他国の財となろう。