創価学会の塔婆不要論の誤り 塔婆回向は大聖人様の御教示 創価学会の塔婆不要論は大謗法 創価学会では「大聖人は塔婆が絶対不可欠などとは仰せられていません」といい、暗に塔婆不要論を主張しております。 しかし、『草木成仏口決』には、 「我等衆生死する時塔婆を立て開眼供養するは、死の成仏にして草木成仏なり」(御書522n)と仰せられ、また、『中興入道御消息』(御書1434n)には、妙法の題目をしたためた塔婆によって回向される故人も、塔婆を立てて供養する孝養の人も、ともに霊山浄土に導かれるのみならず、塔婆を吹き抜けた風にあたった畜類も大利益を受けることが明白に記されております。 しかも、大聖人は 「此より後々の御そとばにも法華経の題目を顕はし給へ」(御書1434n) と、妙法の題目を書き顕わした塔婆を立てて追善回向するよう仰せられています。 大聖人のこれらの教えに反する創価学会のいう塔婆不要論は大謗法です。 また、創価学会では大聖人が、『中興入道御消息』において、「中興入道が塔婆に妙法の題目を書いたことを賛嘆された」などといっていますが、このような解釈は、いまだかつて見たことも聞いたことない珍妙きわまりないものです。 宗祖大聖人以来の血脈を根本として、万代にわたる化儀を定められた第九世日有上人は『化儀抄』に、 「題目計りをば書くべき人にかかすべし」(聖典978n) と仰せられています。 この「書くべき人」について、日有上人のご指南を直々に拝聴した連陽房の聞書には 「題目計りをば其の所の住持書くべきなり」(富要2ー143n) とあり、塔婆の題目は寺院の住職が書写すべきことを日有上人が教示されたことは明白です。 日蓮大聖人の仏法においては、塔婆をはじめ位牌、墓石、過去帳などの題目はすべて、大御本尊の中央の題目を書写し奉るという意義があります。 したがって、日蓮正宗においては、信仰の根本対象である御本尊の書写は御法主上人お一人に限られますが、それ以外の題目であっても、資格のない者がみだりに書写することは、古来許されないことであり、在家に塔婆の題目を書写することを認めたことなどはまったくないのです。 このように、日蓮正宗における教義信仰の根本義である題目を、血脈の大事と師弟相対の深義を知らない創価学会の徒輩が、我見と憶測をもって軽視することは、大謗法であり、無間地獄の業因であることを知るべきです。 平成20年1月23日 広布推進会の砌 東京第二布教区発行 創価学会破折(bP3)より抜粋 |