創価学会に広宣流布はない 真の広宣流布は戒壇の大御本尊が根源 「真の広宣流布とは」 創価学会では、「広宣流布」とは、会員が増え組織が大きくなり、創価学会インターナショナル(SGI)として世界各国に会員が拡大することだと考えているようです。 しかも世界各国のSGI理事長達は、池田大作の名声を高めることが、SGIの強化と発展に役立つと考え、池田が「名誉教授」や「名誉市民」「名誉博士」として表彰される機会を設けるべく奔走しています。 しかし真の広宣流布とは、日蓮大聖人が、 「本門の本尊、妙法蓮華経の五字を以て閻浮提に広宣流布せしめんか」(『顕仏未来記』御書676) と仰せになっているように、日蓮大聖人の三大秘法に基づく本門の本尊流布のことをいうのです。 そして、その根源は、日蓮正宗総本山大石寺に安置せられている弘安二年十月十二日御図顕の本門戒壇の大御本尊なのです。 総本山第二十六世日寛上人は『撰時抄愚記』に、 「末法に於ては、必ず応に文底深秘の大法広宣流布すべし。(中略)文底深秘の大法、その体如何。答う、則ちこれ天台未弘の大法・三大秘法の随一・本門戒壇の御本尊の御事なり」(文段289) と仰せになっています。 つまり、広宣流布とは、日蓮正宗総本山大石寺に厳護されてきた本門戒壇の大御本尊と教義を世界に弘宣して、一切の人々を救済する事であって、創価学会の会員を世界各国に拡大することや、創価学会のニセ本尊・エセ教学を弘める事ではないのです。 総本山第六十六世日達上人は、 「日蓮正宗の教義でないものが、一閻浮提に広がっても、それは、広宣流布とは言えないのであります」(大日蓮 昭和49年8月号20頁) と誡められています。 したがって、創価学会はその会則から「日蓮正宗の教義に基づき」、「日蓮正宗総本山大石寺に安置せられている弘安二年十月十二日の本門戒壇の大御本尊」という文言を削除してしまったのですから、いくら新たに「日蓮大聖人の御遺命たる一閻浮提広宣流布を実現すること」と追加しても、真の広宣流布を実現することなどあり得ない、ということを今こそハッキリと知るべきです。
平成19年9月16日 広布推進会の砌 東京第二布教区発行 創価学会破折(bP0)より抜粋 |